セラピーやよしのブログにようこそ!
「お膝が痛くなった」
そんな経験をされた方は多いと
思います。
骨が変形している場合を除いて
その痛みは 膝蓋下脂肪体(しつがいかしぼうたい)
の痛みかもしれませんよ。
これは膝のお皿の真下にある
脂肪体で、膝の曲げ伸ばしに合わせて
形を変え膝の衝撃を和らげたり
膝の内圧を調整する役割があります。
とっても大事な組織なのです。
ただ厄介なのが
痛みを感じる物質を多く含んでいる事。
いわば けっこう痛みを感じやすいのです。
この膝蓋下脂肪体が炎症を起こしている時に
起こる症状は
1,膝の曲げ伸ばしがしにくくなる
2,特に膝を伸ばした時に痛みが出る
3,痛みの範囲がひざ下から内側である
4,お皿の下を左右から押すと痛みがでる
このような症状を感じたら
膝蓋下脂肪体が硬くなっていたり
炎症を起こしている場合があります。
では膝のお皿あたりが痛いな~と
感じた時、どうするか?
太ももからふくらはぎ、お皿(膝蓋骨)周りの
マッサージ、超音波で緩めるが
効果的です。
*日常生活に支障が出るほど痛い場合は
痛み止め(ステロイド)治療になる場合も。
でもこの痛みは
膝の骨の変形への道の始まりです。
姿勢を正す、脚全体の筋肉を固くしない
ということで予防できますので
早めの予防が大事ですね。